社長挨拶
MESSAGE
私たちのご提案でお客様を幸せにすること、これが仕事の最大の喜びです。
いまの時代、食品卸業界に必要なこととは
現在の食品卸業界に必要とされるものは、お客様に寄り添い、お客様の商売の継続・発展に寄与することと考えます。リテールサポート(小売支援)が私ども食品問屋の使命だと、認識しております。食品を取り扱うということは、コンプライアンスと食の安心安全を遵守することです。信用で成り立っている仕事ですので、関係先を裏切るようなことは絶対にあってはならないですね。
昭和以前はお父さんお母さんが経営する食品の小売店さんが栄え、1990年に入ってからは、食品スーパーマーケットから大型スーパーに進化を遂げ、そこからコンビニエンスの時代に入り、今では当たり前のようにインターネットで食料品も買う時代になってきました。トレンドの様式が変革していくスピードはどんどんと加速化し、多様化するマーケットに合わせ私どもも形を変えて、時代の変化に適応していかなければ、取り残されていくことが必然です。
特に2020年以降の新型コロナウイルスの影響でまた大きく環境も変化をし続けています。
移り行く時代のニーズに合わせ、未来を見据えた取り組み、チャレンジこそが求められています。守るべきところは守り、変えなくてはいけないところは変わる、信念と実行力を持って歩んでいく所存であります。
地元静岡と、社内外への取り組み
地元企業として思うことは、私たちの仕事の多くはこの静岡にあります。まずは静岡のことをよく知り、このまち・人に寄り添い、共に仕事を創造して参りたいと思っております。食品問屋としては地元静岡の美味しい食材・価値ある商品を世の中に広めていくことが使命だと考えております。
そして一丸となり頑張っている社員もまた静岡の一員です。つまりは自分たちが作り上げたものもまた静岡の一部となる。最良の結果を出すため、失敗や変化を恐れずチャレンジすること。そして人と会社が成長するためには自分たちの意識や習慣を変えていかなければならない、ということを常に従業員に伝えています。なので社員がやりたいこと前向きな想いがあれば、否定せずできる限り尊重し、やりたいようにやってもらおうと思っております。
そしてそれを支える器として、企業側も当然頑張らねばなりません。当たり前のことですが、ICTの活用、業務効率の改善を図り労働生産性を上げていくことはやらなければならないことだと思っております。特に業務上のシステム・ツールは日々進化しておりますので、できるだけ導入メリットを社員にも理解してもらい、取り入れていきたいと考えおります。
お客様が当社からの販売に際し、当社から買うメリット、商品の価格や数量、納得して買っていただくことが原則かと思います。最終的には顧客の業績、利益に貢献すること。私たちのご提案でお客様を幸せにすること、これが仕事の最大の喜びです。
商売の根幹は人と人である
まずは顧客=人との絆を大事にし、いただける仕事に感謝し、皆様に頼りにしていただける企業・人であり続け、オンリーワンの存在となれるよう、これまで受け続いできた商売の心得を大事にし、お客様のご商売に寄り添って心を通わせたご提案をして参ります。
変化の激しい時代だからこそ
まずは私どもが社会環境の変化、多様化していくニーズに対応した取り組みを行い、変化に適応し成長を続ける企業でなければならなければ、お客様のお役にも立てないと考えております。
結びに
今後もご支援いただいております顧客(当社の業務に関わる全ての方々)をサポートし、互いの事業の発展に寄与するためには、経営努力をして参ります。今後もより一層のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくおねがいいたします。
当社は昭和21年戦後、創業者小倉冶郎が故郷山梨から出て静岡に根を下ろし、食品の流通を通じ地域社会のお役に立つことを目指し、静岡市上石町で海産物・乾物卸店を興し事業を営んで参りました。それから長い年月にわたり、これまで商いを続けてこられたのは、お得意先様の変わらぬご愛顧と、仕入先様のご尽力の賜物でありますことを、この場を借りて深くお礼申し上げます。
代表取締役社長 小倉圭太郎